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新型肺炎をコントロール 上海で20万以上のボランティアが活躍中

2020年 3月 5日15:48 提供:東方網 編集者:王笑陽

 今日3月5日は「雷鋒に学ぶ日」だ。雷鋒の滅私奉公の精神を受け継ごうと、この日はさまざまなボランティア活動が行われる。そして実はこの1ヶ月間、新型コロナウイルスによる肺炎をコントロールするために、上海では20万人以上のボランティアが活躍している。

 上海ボランティアの公式サイト(http://www.volunteer.sh.cn)によると、これまでに6786件のボランティア活動が行われ、20万6907人が参加した。1人当たりの平均ボランティア活動時間は40.48時間を記録し、この1ヶ月間で新たに5万5732人がボランティアサイトに登録した。

虹橋空港で活動するボランティア

鉄道上海駅で活動するボランティア

 新型肺炎の感染拡大をコントロールするために、ボランティアは主に住宅団地、交通機関、そして医療機構で、体温測定や情報収集、ガイドサービスなどを支援している。この中に、パキスタン人のマンスール·アラム(27歳)もいる。彼はすでに中国に4年間生活しており、上海を第二の故郷と思っているそうだ。そこでボランティアとして、住宅団地と高速道路の入口での体温測定に携わった。「ウイルスの拡散が非常に速いので、国籍を問わず、ウイルスと戦うことよりほかにすることはありません」と述べた。

ボランティア活動中のマンスール·アラム