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【中日対訳】日本創志学園への感謝状

2020年 3月 3日16:37 提供:東方網 編集者:王笑陽

 2020年の始めに突然発生した新型コロナウイルスによる肺炎は、多くの家庭に不幸をもたらしただけではなく、様々な業界や学校の通常の運営にも悪影響を与えている。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、我々上海教育国際交流協会は、2月8日に日本へ行く予定だった青少年研修交流団の活動をやむを得ずキャンセルした。

 しかし、日本側のパートナーである創志学園は、この活動の中止によって損失を被っているにもかかわらず、すぐに中国の学校のために支援物質の収集に取り組み始めた。まずは校内で呼びかけ、支援物資を集めたそうである。

 新型肺炎の影響で当時の日本でもマスクが品薄になっていたが、創志学園グループの環太平洋大学の大橋節子学長と創志学園高等学校の谷川安弘校長は、学校の在庫品を提供することを即決した。そして2校の教員と学生もマスクを寄付し、合わせて2700枚以上のマスクを収集して中国に送ってくれた。

 約3週間後、最初の物資が2月25日に当会に届いた。我々はただちに日本研究工作委員会を通して、これらを上海や新型肺炎の流行が激しい地域の学校に送った。学校の話では、オンライン授業をするために学校に出なければならなかったり当番の教師の間では、すでにマスク不足が起きていたそうである。彼らにとって日本創志学園が寄付してくれたマスクはまさに「恵みの雨」となり、とても貴重なものであった。

 支援物資の箱には、「紅雨隨心翻作浪,青山着意化爲橋」という毛沢東の『送瘟神』の中の一句も書かれてあった。ここで我々は、雪中に炭を送ってくれた日本の友人に特に感謝を申し上げたい。そしてまた、中日友好の橋が永遠に両国の友情を結び付け、共にこの新型コロナウイルスとの闘いに勝つことを期待している。

上海教育国際交流協会


 *2月27日までに、日本創志学園が寄付したマスクは以下の学校に配布された。黄岡外国語学校、清江外国語学校、涪陵第二十中学校、佛山市順徳区龍江中学、順徳一中外国語学校、台州市外国語学校、海亮実験中学、嘉興外国語学校、双林中学、大同市外国語学校、大同市第三中学校、田園高級中学、嘉定一中、甘泉外国語中学。

  

中国語原文は上海教育国際交流協会の公式アカウント「IEAS」から転載。

日本語翻訳:東方網王笑陽