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モモをもらったらスモモでお返し 上海友協と上海歌舞団が動画で日本に応援メッセージ

2020年 2月 24日17:56 提供:東方網 編集者:範易成

  中国が新型コロナウイルスによる肺炎と戦っている時、日本各界の友好人士は中国にたくさんの手を差し伸べてくれた。多くの支援物資だけでなく、応援のメッセージも数多く届いた。なかでも日本の伝統あるバレエカンパニーである「松山バレエ団」が中国の国歌を歌って応援メッセージを送った動画は、中国のネットで大きな話題を呼んだ。

  動画の中で松山バレエ団の清水総代表は、「数千年もの長い間、中国は日本に大切なことを教え続けてきた。人間の最も大切な瞬間は一番苦しい時で、その時こそ、人の力が一番溢れ出る時なのだ。めげず、挫けず、へこたれず、諦めず、目に見えない敵と粘り強く戦って、必ずや勝利を呼び込もう」と述べた。また、森下団長は武漢市民と医療関係者、そして中国人民に向かって、「この苦難を乗り越えて、次なる苦難に備えよう」と激励の言葉をかけた。そして動画の最後にバレエ団の全員が、「中国を愛している。頑張れ武漢、頑張れ中国、頑張れ人類」と、中国語で力強く声をそろえて励ましの言葉を唱えた。

  今、新型コロナウィルスによる肺炎は中日両国だけでなく、世界中で猛威を振るっている。中国語には「モモをもらったらスモモでお返しする(投桃報李)」という言葉がある。そこで松山バレエ団と深い縁があり、長い間友好交流活動を行っている上海歌舞団では、上海市人民対外友好協会と共に、日本に応援メッセージを送った。

舞踊劇「トキ」

  上海歌舞団栄誉·首席俳優で、舞踊劇「トキ」の主演女優である朱潔静は、「2020年、新型コロナウイルス感染拡大の発生が世界の人々の心に影響を及ぼしました。勇敢に、粘り強く、また恐れることなく、一人一人が愛をもって地球を守っていかなければなりません。我々からのメッセージも日本の皆様に温かみと自信を与え、共に難局を乗り越えていけるよう、心から祈っております!いつもの暖かい春が来て花が咲く時、希望も一緒にやって来ることを私は信じています。その時には、いつもに増して素晴らしい出会いがあるでしょう」と述べた。

  また、上海歌舞団栄誉·首席俳優で、舞踊劇「トキ」の主演男優である王佳俊は、「日の出があれば、日の入りもあります。生きていれば幸せにも、苦難にも出会うでしょう。感染拡大のため我々は家に引きこもっていますが、心の絆は更に強くなりました。日本各界の方々の惜しみない支援に、大きく勇気付けられました。『恩深くして転じて語らずとも、懐抱自ずと分明なり』。中日両国民が直面しているこの難局を共に力を合わせ、乗り越えていこうではありませんか。我々はもうすぐこの戦いに打ち勝ち、勝利すると信じています。空はまもなく晴れ渡り、トキはまた青空を飛び回るでしょう」と語った。

  疫病は一時的なものだが、友情は幾久しく続くもの。動画の最後に上海歌舞団の団員は、日本を応援するメッセージを書いた紙を持って、日本語で「日本、頑張れ」と大きな声援を送った。

(編集:f)