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上海市が5カ国語で新型肺炎の最新情報を発表 外国人に情報伝達

2020年 2月 5日16:52 提供:東方網 編集者:王笑陽

 2015年から上海生活を始めたドイツ人のラファエルは、新型肺炎が発生した後も帰国せず上海に残っている。「SARSを経験した中国は感染症対策が進んでいる。しかも上海市では厳しい対策が取られている。だから安心して上海に残った」と言う。だが「新型肺炎に関する最新情報をいち早く知りたいと思っても、中国語が苦手なうえ、ネットには偽ニュースが飛び交っているので本当の情報が入手できない」と悩んでいた。

 彼のように今中国には、新型コロナウイルスによる肺炎について、中国語のニュースを読めないために最新情報を入手できず、不安を感じている外国人が多数いるとみられる。この問題を解決するために、上海市は2月1日から、上海市人民政府外事弁公室の公式サイト(http://wsb.sh.gov.cn/)で、毎日のプレスリリースを中国語、英語、フランス語、日本語、韓国語の5カ国語で発表することを決定した。また、市民ホットライン12345でも外国語対応サービスを始め、これまでに英語、日本語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語の対応が可能になっている。

 上海市政府外事弁公室のスタッフによると、上海市政府が毎日の記者会見で発表した内容は、即日翻訳して公式サイトで公開するという。