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上海のマスクメーカーが全力生産 製造ラインやスタッフも増加

2020年 2月 3日9:21 提供:東方網 編集者:範易成

 東方網31日付:新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、中国全土でマスクのニーズが急増している。一部の地域では、いくらマスクを補充してもすぐに売り切れるという状況が続いている。

 上海では、マスクの不足に対応するため、各メーカーが全力をあげて生産に取り組んでいる。上海大勝衛生用品製造有限会社は松江区にある現地のメーカーだが、休暇を返上し、従業員一丸となってマスクの生産を行っている。

 同社の呉勝栄社長によると、新型コロナウイルスの感染者数が拡大しているため、休暇中のスタッフを呼び戻して21日から生産を再開した。「春節連休のために多くの従業員が故郷に帰っています。ですから今は管理層の人員まで出て、生産に当たっています」。



 現在、同社の一日の生産量は、生産を再開時の3~4万枚から7万枚に向上した。呉勝栄社長は、これから社員がだんだん戻って来るのでさらに新しい製造ラインを増やし、また20人程度従業員も雇用する予定なので、生産量は一層上がることが見込めると語った。

(編集:f)