上海市新聞弁公室は２１日午後、記者会見を開いて、２０１９年上海市の国民経済状況を発表した。上海市統計局の湯匯浩副局長によると、昨年、上海市民の一人当たりの可処分所得は６万９４４２元（約１１０万円）で、前年に比べて名目で８.２％増、実質で５.６％増となった。

　都市部と農村部を分けてみると、都市住民の一人当たりの可処分所得は７万３６１５元で、前年比名目で８.２％増加、実質で５.６％増加した。農村住民の一人当たりの可処分所得は３万３１９５元で、名目で９.３％増加、実質で６.６％増加した。

　また、昨年上海市の雇用情勢は改善傾向にあり、１２月末までの失業者数は１９.３４万人で、同期比で０.０７万人減少した。新規求人数は５８.９１万件で、同期比で０.７４万件増加した。