東方網１６日付：中国発のイノベーションを一層加速させるために、日本の化粧品大手である資生堂は、このほど、上海のWeWorkにイノベーションハブ（Beauty Innovation Hub）を設立した。イノベーションや新事業モデルが次々と生まれている中国において、当施設はオープンコラボレーションの場所として、今後は中国の消費者、スタートアップ企業、研究機関、取引先などと交流し、新しいアイデアを生み出していく予定だ。

  またこのイノベーションハブは、去年設立された「中国事業創新投資室（以下：CBI）」にとって、中国現地のスタートアップ企業を中心とした他企業との戦略的提携を進めていく拠点でもある。

  関係者によると、資生堂のミッションである「ビューティーイノベーションでよりよい世界を」の実現に向け、CBIはこのイノベーションハブでいろんな取り組みを担う。たとえば、変化の速い中国市場への理解を深めることによって、消費者のニーズにより寄り添う商品·サービスを開発したり、中国現地のスタートアップ企業や他業種などとコラボレーションし、中国発の新しいビジネスモデルを作り出す。さらには消費者と直接交流し、インサイトを収集、ビューティーイノベーション関連のイベントなどを開催することなとも計画されている。

（編集：ｆ）