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黄浦江観光をより安全に 上海の人大代表が水上救援法の確立を提言

2020年 1月 16日16:42 提供:東方網 編集者:王笑陽

 今上海では、上海ディズニーランドや上海タワーなどの新名所が注目を集めている。しかし、美しくライトアップされた外灘と陸家嘴の夜景を眺められる黄浦江クルーズも相変わらず人気だ。去年、黄浦江を観光した旅客数は500万人で、今年はさらに増えて600万人に達すると予想されている。そこで、昨日開幕した上海市人民代表大会で発表された『上海市政府活動レポート』の中でも、黄浦江観光のレベルを一層向上させることが特筆された。

肖躍華人民代表

 上海海事局の肖躍華局長は上海市の人民代表でもある。肖代表は、水上を観光する際の安全問題に特に注目し、上海市は早期に水上救援法の地方性法規を制定するべきだ、と会議で提言した。

 「上海市では現在、国際航運中心の建設に取り組んでいるので、水上安全をより重視すべきです。黄浦江の観光者数は年間500万人に達したものの、水上救援に関する地方性法規がまだ制定されていません」と、肖代表は語った。

黄浦江観光

 去年11月、国務院は『水上救援の強化について(关于加强水上搜救工作的通知)』という通知を発表し、水上救援時の政府と各機構の責任を明確した上で、水上救援体制の健全化を要求した。肖代表は、地方政府は水上救援のために資金や物資を提供する必要があり、健全な法制度を確立しなければならない、と述べた。