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スマホ時代の行政サービス、アプリ一つですべてわかる

2020年 1月 10日16:44 提供:東方網 編集者:王笑陽

 中国に住むなら絶対に手放せない2つのアプリ、ウィチャット(微信)とアリペイ(支付宝)。どちらも通信と決済に一番使われているアプリだが、今度は上海市政府が開発した住民生活総合支援アプリ「随申办」と連携し、戸籍や婚姻届やビザ申請など各種手続きのガイド、市内観光、ごみ分別、交通情報などにも活用できるようになった。

 上海政府が9日に行った発表会で明らかにしたところによると、ウィチャットまたはアリペイを開いて一番上の検索欄に「随申办」と入力して検索すると、ミニプログラム「随申办」が表示される。それを選択すれば、ウィチャットまたはアリペイ内で「随申办」を利用することが可能になる。つまり、アプリ「随申办」を別途ダウンロードしてインストール必要がないということだ。

アリペイ内で動くミニプログラム「随申办」のホームページ

 外国人にとって一番便利なのは、ビザの延長·更新と居留許可証の取得·更新に関する手続きガイドであろう。「我要办(今やりたいこと)」をクリックし、そして「出境入境」を選択すれば、さまざまなガイドが表示される。適用対象、受付場所、受付時間、提出書類などの情報が記載されている。

「出入境」のページでビザや居留証関連の各種手続きのガイドが見られる

 また、個人情報を登録すれば、交通違反の罰金納付や電子身分証明書の取得などもアプリ内で行うことが可能だ。