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「小鹿ジュン」が上海高島屋に登場 オリジナルデザインバックを紹介

2020年 1月 7日13:34 提供:東方網 編集者:範易成

 東方網7日付:日本で70年代後半から放送されたスポーツ根性ドラマ、『燃えろアタック』は、1980年代に中国でも放送されて人気を博した。当時、ちょうど中国の女子バレーボールが第3回ワールドカップ女子バレーボールで優勝。初めて中国人が3大ボール種目で優勝を獲得したこともあって、全国的にバレーボールブームが巻き起こっていた。このためドラマが放送されると、主役の「小鹿純子」を演じた荒木由美子も中国で大人気となり、多くの少女が「小鹿ジュン」の髪形をまねたり、ドラマのバレーボール技を練習したりするなど、彼女の不屈の精神はその世代の中国人を魅了したのである。

 そして先日、「小鹿ジュン」こと荒木由美子が上海高島屋に登場した。上海の往年のファンたちと交流するとともに、自身がデザインを手がけたバッグを紹介した。

 荒木由美子がステージに登場すると、ファンから大きな熱い拍手が送られた。会場ではドラマの主題歌『燃えろアタック』が流され、彼女もみんなと一緒に、このなつかしい歌を歌った。

 感動した荒木氏は、「30年以上前に私は引退しましたが、ここでこんなに多くの人が私のことを覚えてくれているとは思いませんでした。とても感動しました」、と涙を浮かべて語った。上海に来たのは5回目で、前はテレビ番組に出演するために来たが、今日のようにファンと近い距離で交流するのは初めてという。

 今回発表した3連レザーバッグについて、彼女は、使い勝手もデザインも満足できるバッグと紹介した。バッグは3つのポーチを組み合わせた形で、それぞれ独自の機能性もある。

 高島屋の関係者によると、初回限定の20個は一瞬にして完売したそうだ。今後は高島屋のオンラインショッピングモールで販売することも考えていて、店内に専門のコーナーを設けることも検討したい、とのことだ。