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富士通の最新戦略「IT企業からDX企業になる」=上海

2019年 12月 27日17:11 提供:東方網 編集者:範易成

  今年6月、富士通グループの新社長に時田隆仁氏が就任し、「IT企業からDX(デジタルトランスフォーメーション)企業になる」という最新戦略を打ち出した。そしてこのほど、上海で記者会見を行い、中国市場に向けた具体的なデジタルトランスフォーメーションの取り組みについて紹介した。

上海で行われる記者会見

  世界におけるIT市場は、ここ数年、規模が徐々に縮小する傾向にある。そのため企業としては、システムの効率を高めるための既存のシステムを改造する支出が、着実に増えている。さらに、データ駆動、人工知能、モノインターネットなどの新技術への投資も急速に拡大している。

  この背景において、富士通は全面的なビジネスモデルの転換を開始することを決定し、伝統的なIT企業からDX企業になることで、環境·社会·ビジネスのデジタルトランスフォーメーション(DX)を生み出していくという。

  富士通によると、今後は中国市場における7つの領域にフォーカスする。それはデジタルアニーラ、マルチ生体認証、説明可能なAI、ハイブリッド/マルチクラウド、ローカル5Gネットワークスライス、データレイク、エッジコンピューティングやリアルタイム·デジタルツインである。

  さらに、多くの企業がDXビジネスを追求している中で、富士通は最大の強みであるテクノロジーと、強固な顧客基盤に支えられた業種業務ノウハウを活かして、ユーザーや社会が求める価値を実現するDXを追求していく、とのことだ。

(編集:f)