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百人の日本大学生代表団が上海を訪問 中国の学生と交流

2019年 12月 25日17:16 提供:東方網 編集者:範易成

  日本の大学生の代表団約100人がこのほど上海を訪問した。一行は上海師範大学を訪問して中国人学生と交流したあと、夜は船に乗って黄浦江を観光した。

  この訪中は中日友好協会の招きに応じて行われたもので、日中友好協会が学生を募集し、上海滞在期間は上海市友協が接待を担当した。昨年10月、両国政府は覚書を締結し、2019年を中日青少年交流推進年として、今後5年間で3万人の青少年の交流や相互訪問を実現することを決めたが、今回の活動はまさにこの中日青少年交流推進年の一環である。

民楽合奏

民族舞踊「山霊」

書道のパフォーマンスを披露する日本の学生

  代表団は21日の朝、上海師範大学を訪問して中国人学生と芸術で交流した。歓迎式では中国の学生が民楽合奏の中国伝統曲「歩歩高」や「花好月円」、民族舞踊「山霊」などのパフォーマンスを披露。そして日本の学生は中国の学生と協力して、箏の高くなったり低くなったりする音に合わせて書道のパフォーマンスを披露した。

小山剛平さん

  書道パフォーマンスを披露した小山剛平さんは、日本大東文化大学の4年生だ。小山さんが書いたのは「山川異域、風月同日」という八つの文字だ。理由は、日中の学生は出身国は違うが、過ごしてきた月日や体に吹いている風は同じで芸術には国境がない、と考えたからだ。 小山さんはまた、中国語がとても上手だ。それは去年、交流学生として杭州にある中国美術学院で一年間勉強したからである。留学中に触れた中国の風土や人情は、彼に深い印象を残した。「特に上海と杭州は伝統と現代の融合を感じられる都市で、異なる風格が同時に見えるのはとても面白いです」、と話してくれた。

  代表団一行は21日の夜は船に乗って黄浦江を観光した。船内では中国の学生と一緒に中国料理を食べたり、顔を合わせて交流したり、記念写真を撮ったりした。そしてその後両国の学生は、それぞれ今日の交流について感想を発表しあった。

交流について感想を発表する学生

黄浦江で記念写真を撮る学生

  日本大学生代表団の団長を務めた、公益社団法人·日中友好協会の佐藤洋二郎理事は、「ここに座っている若者たちは日中の希望であり、日中関係の未来でもある。日本の学生たちには、今回の訪問を通して、自分の目で見て、耳で聞いて、体で感じて、本当の中国を知ってほしい。今日は皆さんにとってきっといい思い出になるでしょう。中国に来てよかった」、と感謝の言葉を述べた。

  日本大学生代表団は、この後上海に続いて北京などを訪問し、一連の友好交流活動を行う予定である。

(作者:范易成 撮影:范易成、顧銘)