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上海の小学校でユニークな美術の授業、世界の名画をコスプレ

2019年 12月 11日15:43 提供:東方網 編集者:王笑陽

 小学校や中学校の美術の授業では絵画鑑賞の時間がある。しかしこれが世界の名画だと知っていても、その作者や描かれているものの意味、絵に関するストーリーなどはまったく覚えていない人も多いだろう。

 そこで単に名画を知るだけでなく絵に対する理解を深めようと、上海の楊浦区二聯小学校では美術の時間、児童が世界の名画を対象としてコスプレをする授業を行った。

メキシコ画家·フリーダ·カーロの自画像をコスプレした作品

 子供たちはまずはコスプレしたい名画を選び、それに関する情報を入手して理解する。その後コスプレ用の服装や道具を探したり作ったりして、コスプレをやる。写真を取って作品に仕上げた後、最後にコスプレを通して感じたことを発表する、という流れだ。

原画とコスプレ作品

 このユニークな美術の授業は、この小学校の常傑先生が企画したものだ。先生は取材に対し、「我々はさまざまな形で美術教育を行いたいです。児童たちが楽しく美術を学ぶと、教育の効果は予想以上に高くなります」、と述べた。

 この小学校ではコスプレ授業のほかにも、短い芝居を演じて名画に隠されているストーリーを再現するといった活動も行われている。

(編集:W)