上海市公安局にこのほど、外国人向けの「就労、居留一括窓口」が開設した。A類の就労許可証申請の条件を満たしている外国人の場合、同じ出入国管理局３階にある外国人申請業務受理ホールに新たに設けられた「一括窓口」において、就労許可と居留許可の申請をまとめて行うことができる。そして上海市外国専門家局と上海市公安局出入国管理局の審査が済めば、後でこの二つの許可証を一緒に受け取れるようになった。

  これまで外国人は、まず上海市外国専門家局に行って就労許可証を申請した後、次に出入国管理局に行って居留許可証を申請しなければならず、受け取るまでにそれぞれ１０営業日と７営業日を要していた。しかし、これからは同じ窓口で二つの許可証を同時に申請して、審査も同じペースで行われるようになったため、これまでの半分以下の7営業日で、二つの許可証を同時に受け取ることができる。

  この「一括窓口」の新設は、上海市公安局と上海市科学技術委員会の提携による業務プロセスの最適化のひとつである。関係者によると、今後もオンラインサービスとオフラインサービスを合理的に融合して、上海で働く外国人により便利なサービスを提供しようという計画もある。

（編集：ｆ）