ようこそ、中国上海!
第2回中国国際輸入博覧会

Home >> 新着 >> 上海

「植物肉」が登場、豚肉の代わりになるか?

2019年 11月 27日16:34 提供:東方網 編集者:曹俊

  現在、菜食を選ぶ人はますます多くなっている。ニールセンが昨年末に発表した、『2018中国消費市場の十大特長と趨勢』の報告によると、中国の消費者の82%は健康的な食物により多くの金をかけていて、世界平均の68%より遥かに高いことがわかった。このほど、植物をメインの食材にしたGreen Common社が、天猫国際のブラックフライデーキャンペーンで、「新豚肉」を代表とするアメリカとカナダからの植物食品ブランドの健康菜食食品40種類を発売した。また、上海でオフラインの体験イベントも行われた。

 

 体験イベントの会場では、「新豚肉」というコレステロールゼロの「植物肉」に注目が集まった。この食品は健康的なライフスタイルに役立つほか、二酸化炭素の排出を減少し、グローバルの温暖化も緩和できる。この「肉」はエンドウ豆、遺伝子組み換えでない大豆、しいたけと米からなり、コレステロールゼロ、抗生物質なし、ホルモンなしで、本物の豚肉より飽和脂肪が86%低く、エネルギーも66%低い。しかも食物繊維や260%のカルシウム、127%の鉄も摂取できる。会場では「新豚肉」を利用してイタリアパスタの肉みそ、麻婆豆腐、ワンタン餡などが作られた。実際に食べてみた王さんは「色、香り、味と口当たりから言えば、本物の豚肉とほとんど違いないし、料理もし易い」と述べた。

 また、オートミールなどの植物性蛋白で作られたコーヒーも提供された。飲んだ人によると、まるで普通のコーヒーそのものの味だったとのことだ。

「新豚肉」で作られた料理と蛋白ミルクで作られたコーヒー

 Green Common社は天猫国際との協力を通じて、健康的な菜食生活を提案している。創始者の楊大偉氏は、「天猫国際との協力を通じて、最新の未来植物をもたらしたい。今回のイベントは会社にとって非常に重要なマイルストーンだ。今回の協力で、健康、持続的発展可能で体や地球にいい新しいブームが起きるよう期待している」と述べた。

(曹 俊)