中国のインターネット通販最大手アリババグループは２６日、香港証券取引所に株式を上場し、取引を開始した。同社は２０１４年、ニューヨーク市場への上場で２５０億ドルを調達し、当時の最高記録を更新したことがある。

  今回の一株あたりの初値は１８７香港ドル（約２６００円）で、公開価格の１７６香港ドル（約２４５０円）を約６％上回った。アリババは５億株を公開した今回の上場で、約８８０億香港ドル（約１.２兆円）を調達する計画だ。

  調達額としては、今年５月に米ニューヨーク証券取引所に上場した米配車大手のウーバー·テクノロジーズの８１億ドルを上回り、２０１９年最大規模となる。

  ２６日の北京時間１６時現在で、アリババ香港市場の時価総額は４００００億香港元（約５５兆円）を突破したと報じられた。

（編集：ｆ）