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『三体』アニメ化が決定!予告動画も公開、2021年に配信予定

2019年 11月 21日16:32 提供:東方網 編集者:王笑陽

 17日、動画配信サービス企業のビリビリは、中国のSF作家·劉慈欣の長編小説『三体』のアニメ化を発表した。

 『三体』の中国での刊行は2008年。2014年に英訳され、翌年に第73回ヒューゴー賞の長編小説部門を受賞した。アジア人作家の作品では初めての受賞となった。そしてFacebookのマーク·サッカーバーグCEOや、アメリカのオバマ前大統領などの推薦を受けたことで、世界中で「三体ブーム」が起きた。世界各国の19言語に翻訳され、シリーズ三部作で延べ2100万部を突破したといわれている。日本語版も今年の7月に早川書房から発売された。

 中国でこの作品の映画化やアニメ化が大いに期待されていたが、17日に行われた「ビリビリ国産アニメ作品発表会」で、アニメ化がようやく明らかになった。2021年に正式配信する予定で、初の予告動画も同時に公開された。

 アニメ版の制作者によると、この予告動画は本編を編集したものではなく単独に制作したコンテンツであり、「本編のスタイルに非常に近いけれども、最終的に仕上がった状態ではない」という。

(編集:W)