ようこそ、中国上海!
第2回中国国際輸入博覧会

Home >> 新着 >> 上海

キヤノン中国の山﨑学映像副総裁「輸入博はお客様のニーズを収集するプラットホーム」

2019年 11月 8日15:41 提供:東方網 編集者:範易成

  カメラ、プリンターなどB2C製品でよく知られるキヤノンは、第2回中国国際輸入博覧会で、「Business Can Be Simple with Canon(キヤノンでビジネスをシンプルに)」をテーマに出展している。中国ビジネス市場でのさらなる知名度アップを目指して、スマート医療ソリューション、製造業ソリューション、影像生活ソリューション、企業オフィスソリューション、教育出版ソリューションおよび高効率政務ソリューションなど6ゾーンで、各種の製品、技術とソリューションを展示している。このうち、AIと医学影像を備える最新CT設備のAquilion ONE GENESIS、1.2億メガピクセルCMOSイメージセンサーとラベルプリンターなどは中国に初登場するものだ。同社の展示面積も昨年の300平方メートルから500平方メートルに拡大している。

取材を受けるキヤノン中国の山﨑学副総裁

  三大新品が中国で初登場

  紹介によると、Aquilion ONE GENESIS設備とは、キヤノン医療がこれまでのAI分野での研究成果を整備して、インテリジェントなプラットフォームを通じて国内の医療診断および研究の開発を促進してきたもので、画質がさらに向上している。1.2億メガピクセルCMOSイメージセンサー製品は、超高ピクセルCMOSイメージセンサーであり、セキュリティ、農業、医療および製造業などの領域で使用されて、世界でリーダー的な地位を占めている。ラベルプリンターは15mm/秒の印刷を実現し、1200dpiの解像度でプリントアウトする。

  また、光学技術をコアにするキヤノンは、ムービーカメラ、リファレンスレベルモニターなどの製品をカバーする8K超高精細ビデオ制作プロセスソリューション、3Dマシンビジョンシステムやキヤノンのスマートファクトリーソリューションも展示している。

ラベルプリンター

AIと医学影像を備える最新CT設備のAquilion ONE GENESIS

8K超高精細ビデオ制作プロセスソリューション

1.2億メガピクセルCMOSイメージセンサー

  輸入博がキヤノンに新しいビジネスチャンスを提供

  輸入博は輸入をテーマにする世界初の博覧会として、中国のビジネス顧客向けに、影像製品、技術とソリューションを展示する良好なプラットホームを提供している。第1回の輸入博で多くの成果を上げたことで、今回の輸入博に対してキヤノン(中国)有限公司副総裁、中国華東地域総代表である山﨑学氏は、「キヤノンは輸入博に向けて今年の初めから準備を始め、十分に時間をかけてしっかり準備ができました。今年は事前にネット登録できたので、スタッフも去年より増え、現場にくるディーラーやお客様も多いです。お客様と広くふれあえて交流できますから、ニーズを収集して理解することで、ビジネスのお客様とより全面的でより広い協力関係を強化し、中国国内市場での新しい突破を実現していきたいと思います」と述べた。

  また、中国市場に関して山﨑氏は以下のように述べた。「中国の開放は一層進んでいます。より多くの海外の優秀企業、製品、技術とソリューションを導入して、中国国内の産業のグレードアップを促進しています。中国の5G、AI、IOTなど分野での発展的雰囲気は、他の国より濃いと感じます。グローバルな企業として、キヤノンは現在、影像技術をコアに、人工知能、モノのインターネット、クラウド計算などの先端技術と深く関連して、商用印刷、健康医療、ネットカメラと産業設備など四つの分野を重点に、中国市場に対してより多くの優秀なインテリジェント製品をもたらし、技術とソリューションを加速化して、中国のビジネス顧客向けのグレードアップを目指しています。輸入博はそのビジネスチャンスを提供するいいプラットホームだと考えています」。

(曹 俊)