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2019年 10月 16日17:22 提供:東方網 編集者:王笑陽
中国が独自に建造した初の砕氷船である「雪竜2号」が、15日、中国第36回南極観測隊を乗せて深セン市から出港した。「雪竜2号」にとって初めての南極への航海となる。
「雪竜2号」は江南造船集団が2016年12月から上海で建造した砕氷船で、今年7月に引渡しが完了した。「雪竜号」初号より砕氷能力が強く、2~3ノットで厚さ約1.5mの氷を割って進む連続砕氷能力を持つ。世界で初めて船首と船尾の双方向で砕氷技術を採用した極地科学観測砕氷船でもある。
「雪竜2号」はまず中山基地で作業を展開する。その後、南極海の総合観測及び長城基地の観測を行い、来年3月下旬に帰国する予定だ。
(編集:W)