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国慶節休暇中、7百万人以上が海外旅行 約3割が日本へ

2019年 10月 10日16:28 提供:東方網 編集者:王笑陽

 中国の文化·観光部が10月7日夜に発表したレポートによると、10月1日からの国慶節の7連休で、約7.82億人が国内旅行をし、同期比7.81%増となった。またこの期間に海外旅行をした人の数は、のべ700万人を突破した。

 いっぽう、日本メディアによると、これら海外旅行者のうち、約190万人が日本を選んでおり、日本が依然として中国人観光客に一番人気の観光地であることが明らかになった。

 中国人観光客というと、「爆買い」のイメージが定着しているかもしれないが、実はこの現象はすでに終わったとも言える。中国の文化·観光部が発表したレポートには、「海外旅行は盛んだが、消費がより理性的に」と特筆された。数年前までの大型連休に中国人が海外で爆買いをした状況とは異なり、今年の国慶節連休では、旅行を通して心身ともにリラックスしようとする観光客が多くなった。便座や風邪薬や炊飯器などを大量に購買して、ミニコンテナで持ち帰るというような現象は、ほとんど見られなくなった。

 また、海外旅行先については、日本、タイ、マレーシアなどの国が依然として人気であるが、チェコ、オーストリア、ハンガリー、スロバキア、クロアチアなど、ニッチなエリアが新たな旅行先として注目が高まっていることも明らかになった。アリババグループの旅行プラットフォーム「フリギー(Fliggy)」が発表したデータによると、オンライン予約数において、モンテネグロが14倍、ウズベキスタンが4.7倍、セルビアが1.8倍の増加を記録したという。今後、海外旅行が一般化するにつれて、中国人の海外旅行は、目的地も楽しみ方も多様化がさらに進んでいくと思われる。

(編集:W)