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上海市黄浦区と松江区の観光ガイド

2019年 9月 26日16:51 提供:東方網 編集者:王笑陽

 文化観光部はこのほど「全国観光示範区」を発表し、上海では黄浦区と松江区が入選した。

 黄浦区は、上海市を東西に分ける黄浦江(こうほこう)から名づけられた行政区である。上海市の中心として上海市人民政府が置かれ、区内には外灘(バンド)、人民広場、豫園、新天地、田字坊など多数の観光スポットがある。

 いっぽう松江区は上海の南西部にあり、黄浦江の上流に位置する。区内には歴史的建築物が多く、新石器時代末期の「広富林文化」の発見地でもある。


黄浦区

外灘(バンド)

 外灘は19世紀後半から20世紀前半にかけて租界があった場所で、当時建設された西洋式高層建築が建ち並んでいる。1990年代からの浦東新区の加速的発展によって、外灘と黄浦江を挟んだ対岸、浦東新区の陆家嘴エリアには高層ビルが林立するようになった。

 夜になると、川の両岸はライトアップされ、近代上海と現代上海が黄浦江を隔てて共鳴しあうように見える。上海観光で必見の場所だ。


豫園

 上海随一の観光地で常に多くの観光客で賑わっている。豫園ではお正月を迎えると、定番の提灯祭り(豫園新春民俗芸術提灯祭)が開催される。この祭りは国家級無形文化遺産に認定され、今年で24回となった。


中国共産党第一次全国代表大会会址記念館

 中国共産党第一次全国代表大会会址記念館は、1921年7月に中国共産党第一次全国代表大会が開催された場所である。建物は上海代表の党員、李漢俊の住居だったもので、ここに毛沢東ほか全国から13名の党員が集結。館内には当時の様子を示す資料があり、歴史や社会背景を解説している。