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上海ガニ漁が解禁!出荷は最盛期に

2019年 9月 25日16:08 提供:東方網 編集者:王笑陽

 美味しいカニを満喫できる季節がいよいよ到来した。9月23日は暦の上で二十四節気の秋分の日であり、有名な上海ガニ(陽澄湖大閘蟹)漁の解禁日にもなった。蘇州にある陽澄湖では、漁師たちがそれぞれ船を操って湖の港から出港し、漁獲作業に取り掛かった。いっぽう順豊エクスプレス社などの運輸会社は、水揚げされたばかりのカニを全国各地へ配達しようと、そろって湖岸に並んで待機した。

 陽澄湖上海ガニ業界協会の広報を務める姚水生氏によると、陽澄湖上海ガニの養殖面積は、2017年以来、約1000平方キロメートルを保っている。今年は気温も適切で台風の影響もなかったため、上海ガニの成長にとって非常にいい気候だった。だから、今年は例年より大きいカニが収穫できると予想されている。

 消費者にとって最も関心が高いのは上海ガニの値段だが、去年の今頃の値段と比較して大きな差がないことが明らかになった。100gのメス1匹と150gのオス1匹の価格は約90元、150gのメス1匹と200gのオス1匹の価格は約170元、200gのメス1匹と225gのオス1匹の価格は約250元となっている。

 カニの価格が去年と同じ水準になった理由について、漁師の話によると、陽澄湖の養殖面積も変わらないしカニの養殖数量も一定しているからだという。また漁師から直接カニを買うのはほとんどが常連客であるため、信用が一番重視される。したがって基本的には価格は上がらないし、価格を上げるならお客様に説明しなければならない、と述べた。

(編集:W)