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新中国成立70年、上海のGDPは一人あたり80ドルから2万ドルへ

2019年 9月 19日16:37 提供:東方網 編集者:王笑陽

 18日の「統計公開の日」に合わせ、上海城市規劃展示館では、新中国成立70年に上海経済の関連データを公開する展示会が開催されている。

 展示会のデータから、この70年の間に上海経済は飛躍的な成長を遂げたことがよく分かる。1949年の新中国成立当初、上海のGDPは約20億元だった。それが2018年には約30万億元となり、年平均9.8%の成長率で伸びてきた。一人あたりのGDPは1949年の274元(80ドル)から2018年の13.5万元(約2万ドル)になり、先進国の経済水準(一人当たりGDP2万ドル以上)に達した。

上海市のGDP変化(単位:億元)

上海市の一人あたりのGDP変化(単位:USドル)

 そしてこの70年で、上海の産業構造も大きく変化した。第三次産業の比重が1949年の45.7%から一度18.6%まで落ち、その後だんだん増えて2018年には69.9%に達した。これは上海が第三次産業を主とした産業構造に発展してきたことを示している。2017年のデータによると、上海の就業者数は総計1372.65万人で、このうち第三次産業の就業者数は65.5%を占めている。

上海市の産業構造の変化

 経済の発展につれて、上海に住む人々の生活水準も大きく向上した。2018年、上海市街地と農村住民の可処分所得はそれぞれ6.8万元と3.0万元で、改革開放(1978年)当初の100倍以上になった。また、一人あたりの住宅床面積は3.9平方メートルから37.0平方メートルに拡大し、マイカー、エアコン、スマホ、パソコンなど製品の保有量もどんどん増えている。

上海市街地と農村住民の可処分所得の変化(単位:元)

(図表は国家統計局上海調査総隊より)