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浦東国際空港に新しいボーディングステーション 16日使用開始

2019年 9月 18日9:48 提供:東方網 編集者:王笑陽

 上海浦東国際空港(PVG)はこのほど、第3期拡張工事である「衛星庁」の建設が完成し、16日から使用を開始すると発表した。

新しいボーディングステーション、「衛星庁」

 上海浦東国際空港には、現在、第1ターミナル(T1)と、第2ターミナル(T2)の2つのターミナルがある。新しくオープンした「衛星庁」はT1とT2の南側にあり、ビルS1とビルS2で構成されるボーディングステーションである。ターミナルとはけっこう離れており、独立した施設のように見える。しかし、実際には地下の鉄道(空港内MRT)でS1とT1、S2とT2がそれぞれ連結されていて、片道で最短2分30秒かかるため、「衛星庁」と呼ぶことになった。

T1とT2と「衛星庁」を結ぶ空港内MRT

空港内MRT

 今後、上海浦東国際空港から出発する時に、もし航空券の搭乗ゲートの番号が「G」か「H」だった場合には、T1かT2で搭乗手続きをして、手荷物預かり、出国手続きなどを終えてから、「衛星庁」に移動して搭乗する必要がある。一方、「衛星庁」に到着した場合には、空港内MRTでT1かT2まで移動した後、入国手続きや手荷物の引取りを行うこととなる。

「衛星庁」の内部

 上海浦東国際空港によると、「衛星庁」のオープンによって搭乗ゲートは増加した。そして35台の最新のボーディングブリッジを導入したことで、国内線と国際線を必要に応じて切り替えることも簡単になり、旅客処理能力を大きく向上させることができるという。

最新のボーディングブリッジも導入

(編集:W)