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輸入博開催まで約2ヶ月 企業展はブースが予約し難い程の大人気

2019年 9月 5日16:38 提供:東方網 編集者:王笑陽

 「第2回中国国際輸入博覧会」の開催まで、あと約60日。「国家展」、「企業展」、「フォーラム」の3部分をめぐり、様々な準備が着々と進んでいることが9月5日、明らかになった。

 国家展(国家貿易投資総合展)には、すでに61の国が参加を決めている。また、フランス、イタリア、ウズベキスタンを含む15カ国が、ゲスト国として輸入博に参加することが確認された。

 ウズベキスタンは、古代中国からヨーロッパに通じるシルクロード沿線の重要な拠点の一つであり、中国が提唱する「一帯一路」構想を最初から支援してきた国でもある。ウズベキスタンの国家統計委員会が発表したデータによると、今年上半期の中国との貿易額は、前年同期比で38.8%増の39億ドルに達し、ウズベキスタンにとって中国が最大の貿易相手国となっている。第2回輸入博に、ウズベキスタンはピラフの缶詰、干しブドウ、杏仁、お土産商品などを出展する予定だ。

 いっぽう、企業展(企業商業展)には、150カ国と地域から、3700社以上が参加することが決定した。今回、展示面積は会場内外とも拡大されたものの、参加申し込みが非常に多いため、ブース一つを手に入ることさえ難しくなっている。

 米輸送会社UPSの中国区のハラルド·ピータース総裁は、「昨年の第1回輸入博に参加してよかったと思っています。お客さまとたくさんの提携を達成しましたから。第2回輸入博にも大いに期待しており、早めに出展ブースを予約しました」、と語った。

 PwC中国のイノベーションと私営企業サービス事業部の黄佳パートナーは、「去年我々はわずか9平方メートルのブースしか予約できませんでした。ですから今年は早めに予約して、108平方メートルのブースを手に入れました」、と話した。

 フォーラム(虹橋国際貿易フォーラム)も、今年で2回目となる。これまでのところ、世界貿易機関(WTO)のロベルト·アゼベド事務局長、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群総裁、国連貿易開発会議のムキサ·キトゥイ秘書長、ノーベル経済学賞受賞者クリストファー·ピサリデス教授などが参加の意を示している。

(編集:W)