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DRUM TAOが上海で初公演 新時代の和太鼓エンターテインメント

2019年 9月 5日9:25 提供:東方網 編集者:王笑陽

 和太鼓演奏グループ「DRUM TAO」が9月4日、上海のショッピングモール·靜安大悦城で初めての公演を行った。和太鼓を主体に、篠笛や琴などによる演奏と、棒術や殺陣なども加えたパフォーマンスは、力と美しさを兼ね備え、「伝統と現代」を完璧に融合し、迫力満点で集まった観客に強い印象を残した。

 「太鼓だけだと皆さんはすぐに飽きてしまうので、本当のエンターテインメントショーを仕上げるには、いろいろな要素を舞台の中に取り入れることが必要なのです」、とチームリーダーの原口さんは説明した。

 DRUM TAO、別名タオは、「世界で通用するエンターテイメント」という目標を掲げて結成された和太鼓グループだ。1993年に愛知県で結成。2016年、ニューヨークのオフ·ブロードウェイでの公演が大成功し、米のニューズウィーク誌に「TAOは日本を世界に売り込む顔になる」と高く評価された。そして、2017年に世界ツアーを本格化しながら、JTBとの共同企画である東京常設劇場の「万華響-MANGEKYO-」も始動した。

 万華響の公式サイトによると、今年の公演では新たな魅力として、デジタル技術を駆使したデジタルアートで有名なウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」との協力により、「まるで万華鏡の中にいるような臨場感が体感できる、圧巻の映像演出が実現した」、という。

 今回DRUM TAOは、4日から8日までの5日間にわたり上海で10公演を行う予定だ。原口さんは、「上海に来たのは初めてです。普通は劇場で公演しますが、今回商業施設を選んだ理由は、より多くの人々にタオのことを知っていただきたいからです。もしチャンスがあったら、ぜひ上海で1ヶ月ぐらいの公演をやってみたいです」、と述べた。

(編集:W)