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2019WAIC開幕 馬雲とイーロン·マスクが対談

2019年 8月 29日16:51 提供:東方網 編集者:王笑陽

 「2019年世界人工知能大会(WAIC)」が今日29日、上海万博センターで開幕した。

 開幕式には上海市の応勇市長、上海市委員会の李強書記、国連工業発展組織の李勇総幹事などが出席した。そして騰訊(テンセント)の馬化騰取締役会代表、マイクロソフトの沈向洋副社長、人工知能(AI)分野の代表的な研究者として知られるカーネギーメロン大学のトム·ミッチェル(Tom M. Mitchell)教授、及び商湯科技(センスタイム)創業者の湯海鷗氏が、それぞれ主題講演を行った。

 開幕式で最も注目されたのは、アリババ集団の馬雲会長と米テスラ社CEOのイーロン·マスク氏の対談だ。2人はAI、マース、就業、教育、生命などのキーワードをめぐって互いに自分の考えを発表した。

 今度の大会のテーマでもあるキーワード「AI」について、馬雲氏は、「人工知能というと、多くの人が心配しているでしょう。でも私たちはもっと自信を持つべきだと思います。多くの問題に対して今はまだ解決法がないかもしれないが、未来にはあるんです。若い世代はきっと解決法を見つけられます。私は楽観派で、人間にとってAIは脅威でもなく、怖いものでもないと考えています。人間は非常に賢いから」、と述べた。

 いっぽうマスク氏は、「人々は人工知能の能力を軽く見ているようですが、実際にはそうではないと思います。人間が人工知能より賢いという仮設はAI研究者にとって最大の誤りです。人工知能は思った以上の能力を持ち、最も賢い人よりも賢いかもしれません。こういう状況に対してどうすればいいかは私にも分かりません。ただ、AIがいいものになると期待しています」、と語った。

(編集:W、実習生S)