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2019年世界人工知能大会がまもなく開幕。アリババ、ファーウェイなどが参加

2019年 8月 23日9:48 提供:東方網 編集者:王笑陽

 8月29日から31日まで、「AIで世界を繋げ、無限の可能性を作る」をテーマとした、「2019年世界人工知能大会」が上海で開催される。主題フォーラムは浦東区の上海万博センター(上海世博中心)で開催され、AI関係企業が最新技術や製品を展示する展覧会は、徐匯区の沿江地区で行われる予定だ。

 これまでに大会参加を申し込んだ人数は、すでに1万人を突破。最終的にはのべ7万人が参加し、展覧会の来場者数は20万人に達すると予想されている。また、大会に参加する企業は約300社で、昨年と比べると50%以上も増加した。昨年参加したアマゾン、マイクロソフト、阿里巴巴(アリババ)、騰訊(テンセント)、百度(バイドゥ)、華為(ファーウェイ)は、今年も参加する。テスラ、IBM、ABBA、国家電網などは初めての参加となる。


IBM:コアメンバーが参加予定

 IBMの世界研究院副総裁、人工知能実験室の主席科学者、AI商品「Watson」の実務者といったIBMのコアメンバーが大会に参加する予定だ。IBM中国区の鄧暁晖副総裁によると、IBMにとってAIはすでに重要な業務となっており、IBMのAI技術は金融、教育、医療、製造などの領域に応用されているという。


中国工商銀行:未来の知能銀行を展示

 中国工商銀行は今回、銀行領域における人工知能の応用を全面的に展示する予定だ。「信用評価、リスク管理、投資コンサルティングなどの金融の核心業務では、すでにAIが深く関わっている」と、ソフト開発センターの担当者は述べた。


科大訊飛:AIは誤診を減らす

 科大訊飛の趙翔副総裁によると、この一年、同社は上海で様々なプロジェクトを行い、教育や医療分野などでAIの応用を進めている。例えば教育分野では、科大訊飛は300以上の小中学校と提携し、AIを利用して子供たちの勉強効率を高めた。そして医療分野では、上海の病院でAI技術を広めて医者の誤診率を低下させた、とのことだ。

(編集:W、実習生S)