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上海虹橋区に新しいランドマーク、ガラスの宮殿のような「玻璃宮芸術書店」が開業

2019年 8月 19日15:31 提供:東方網 編集者:王笑陽

 近年上海には、「鐘書閣」「光的空間」を始めとして、一番の高所にある「朶雲(だうん)書院」まで、これまでにない新しい機能を付加した書店が次々とオープンし、市民はより豊富な体験が得られるようになってきている。そしてこのほどまた、ガラスの宮殿のような「玻璃宮芸術書店」が虹橋区に開業し、新しい文化的なランドマークとなった。

 伝統的な鉄筋コンクリートのかわりに、全部ガラスで建てられたこの建物の高さは26メートル。その独特なデザインがネット上の評判を呼び、「網紅」(インターネットで非常な人気を博す、の意)の場所となっている。面積は3000平方メートルで、書店だけでなくレストランもあり、時にはコンサートなども開かれる。

 書店で1日を過ごしたら、このような光景が見られるだろう。正午、近くで働くサラリーマンがやって来る。レストランで食事を終えたら、好きな本をちょっと読んでから仕事にもどる。午後3時、若者たちはここで本を読みながらお互いに自分の考えをシェアする。夜7時、仕事が終わったサラリーマンと付近の住民が書店に集まり、コンサートを聞きながら広いガラス窓越しに美しい夜空を仰ぎ見る。

 つまり、ここは読書だけでなく、美味しい食べ物と音楽も楽しめる場所だ。同じ趣味を持つ人々は、ここで新しい友達を見つけられるかもしれない。

(編集:W、実習生S)