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デロイト中国:「科創板」は香港株式市場と競争関係ではなく相補性がある

2019年 7月 25日16:43 提供:東方網 編集者:範易成

  会計事務所のデロイト(中国)は、今年上半期、香港の新株市場に対する投資額の年間増率は38%、695億元となり、世界で3位になると予測している。1位と2位はそれぞれニューヨーク証券取引所とナスダックだ。今年上半期に新株を発行する会社は76社、去年同期は101社。デロイトの予想によると、今年中に約200社が新株を発行し、合計1800~2500億港元を集める。

  また、デロイトは、中国内地の新株市場では今年上半期は64社が新株を発行し、604億元を集め、年間減率は35%であり、2019年には少なくとも1200億元を集めて、「科創板」に70~90社、ほかの株式市場に110~150社が新株を発行すると予測している。

  MSCIによる「中国A株」の指数構成比率引き上げや、「科創板」の市場化などの影響で、A株の株価の国際化が進行している。多くの中国内地企業はまず「科創板」で上場し、資金を集めた後、再度香港での上場を企てている。これらから、中国内地の「科創板」は香港株式市場と競争関係ではなく、逆に相補性があることを示している、とデロイト中国は述べている。

(編集:f)