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「2019中日少年児童アニメ•漫画絵画展」の開幕式が東京で行われる

2019年 7月 22日10:02 提供:東方網 編集者:範易成

  中日青少年の興味をそそる共通の話題として、アニメーションはこれまでもコミュニケーションの橋渡しとして、重要な役割を果たしてきた。そして、2019国際少年児童アニメ•漫画絵画展実行委員会、東方網、光文東京網の主催により、「2019国際少年児童アニメ•漫画絵画展―中日青少年展」が今日、開催された。中華人民共和国駐日本国大使館文化処の石永菁処長、日本動画恊会の松谷孝征理事長、田中角荣平和祈念財団の田中京理事長などが出席した。

優秀作品

  石処長は、「今年は中日青少年交流推進年であり、中国にもアニメ·漫画好きの子供がたくさんいる。未来を背負う青少年を支えるのは大人の使命であり、今後もより多く今回の絵画展のようなイベントを開催したいと希望する」と述べた。

挨拶をする石永菁処長

  今回のイベントは2019年中日青少年交流推進年の公認イベントとして行われている。「平和、環境保護、友好、五輪」をテーマとする今回の絵画展は、青少年同士の交流を深め、両国の民間友好と民間交流のための強固な土台を築くことを目指し、中日友好の種が両国青少年の心に根付き、花を咲かせ、実をつけることを図るものだ。

  今回の絵画展は、中日のアニメ•漫画愛好者を対象に募集した。6~11歳と12~18歳の年齢別の2組を設け、中日両国において作品を募集。今年6月に選考が開始され、中日両国の青少年から500点以上の作品が集まった。この中からアニメ、絵画業界の専門家の審査により、優秀作30作品を選出し、さらにその中で組ごとにそれぞれ一、二、三等賞が選ばれた。

開幕式会場

絵画展会場

  光文東京網の沈光文社長は取材に応じ、「今年は中日青少年交流推進年であり、中日友好が新しい時代に入るのを記念して絵画展を開催しました。中日の子供たちが今回のイベントを通じて、相互理解、相互尊重および相互学習を強化してくれることを願います」、と述べた。

  一等賞を獲得した作品「私と私の友達」の作者である陳玥心は中国重慶出身で、今年小学三年生だ。作品は青い背景に、ある女の子が楽しそうに動物の友達を抱きしめている様子を描いている。陳玥心は日本の芸術家にも関心を持っていて、一番好きなのは村上隆と草間彌生だ。これから、このようなイベントにたくさん参加して、中日友好に貢献したいと話した。松谷理事長は、この絵は人と自然の共生を表していて、見た人に暖かさを感じさせる、と高く評価した。

「私と私の友達」

  もう一つの一等賞は、日本の芸者と中国の花旦を融和させた「共」だ。作者の陳穎によると、今回の絵画展のテーマである中日友好から、両国文化を融和するこのイメージが浮んだとのことだ。陳穎は「日本のアニメが好きです。漫画などの産業も強いし、将来は日本へ見に行きたいです」と述べた。

「共」

  東京のイベント会場である「光文芸術空間」は、活動が終わった後も、引続き中国北京、上海、揚州、新鑑真号などで行われる予定だ。同空間は中日両国の少年の交流プラットフォームとして使用される予定だ。

(編集:f)