小中大
2019年 6月 26日15:17 提供:東方網 編集者:王笑陽
日本の大手百貨店·高島屋は25日、中国の上海高島屋を8月25日で閉店することを発表した。長年続いた赤字経営、他の商業施設やECとの競合の激化、家賃の高止まりなどが閉店の主な要因と分析されている。
上海高島屋
2012年に開業した上海高島屋は、日本人の居住者が多い地区にある。売り場面積4万平方メートルと日本の旗艦店級の広さを持ち、高級ブランドなど、現地の富裕層向けの品ぞろえが充実しているのが特徴だ。
しかし、日本のメデイアである日本経済新聞によると、「開店当初は5年後をメドに黒字化を目指していた。しかし結果的に一度も黒字化を果たせず、19年2月期の営業損益は7期連続の赤字となる9億円の赤字に沈んだ」という。つまり、開業以来、営業赤字が続いていたということだ。さらに、現地法人の清算に伴い、2020年2月期で20億~30億円の損失が発生する見通しだ。
上海高島屋のホームページに掲載された「営業中止のお知らせ」
(編集:W)