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上海の外資企業がゴミ分別を推進

2019年 6月 21日10:14 提供:東方網 編集者:範易成

  東方網20日付:都市の発展と生活品質の向上につれて、ゴミ処理の課題はますます深刻になってきている。今年1月、上海市第15回人大2次会議は「上海生活ゴミ管理条例」を採択した。条例は7月1日から正式実施され、上海全市においてゴミの分別回収が行われる。

  実施を前に、上海では市民がゴミの分別方法や実践を熱心に学んでいる。そして市内にある各外資企業もゴミ分別回収の実施に向けて着々と準備を進めている。

イベント会場

  その一つとして、6月19日にゴミ分類に関するイベントが上海環球金融センターで開催された。参加した市民は、イベント会場のゴミ分別に参加して賞品をもらった。また、宣伝用のパンフレットが配布されたり、宣伝の動画を放送したり、ゴミ分別を進めるキャラクターも登場した。

イベント会場

  上海環球金融センターと恒生銀行を開発·運営する森ビルでは、二つのビルで7月1日からゴミ分別管理を全面的に実施する。各階の給湯室に各種ゴミ箱を設置した他、ゴミ分別に関する宣伝活動を展開している。

  この二つのビルには、合わせて約15000人が働いている。彼らがゴミを棄てる際に、分別が徹底できるか否かは重要であり、そのため宣伝活動は非常に重視されている。

各種ゴミ箱が設置された

  実は去年3月に、森ビルでは既にスタッフに向けてゴミ分別の講習会を開いた。そして今年4月には、ゴミ分別のパンフレットやお知らせを作って配布。さらにビルに入居している各企業を訪ね、ゴミ分別について説明を行った。

  それだけでなく、5月に森ビルはゴミ分別促進の責任者や清掃スタッフ、企業代表を集めて説明会を開いた。この説明会は好評だったため、さらにそれぞれの企業でも行われた。みなゴミ分別の実施に全力で協力する意思を表したという。

(編集:f)