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上海京劇院による「五百年後の孫悟空」が日本で公演 初日に満席

2019年 6月 18日10:10 提供:東方網 編集者:範易成

  今年は中華人民共和国建国70周年、中日友好条約締結41周年にあたる。これを記念して、日本側に招かれた上海京劇院による上海京劇院の神話京劇西遊記「五百年後の孫悟空」が、日本で上演された。

  公演は6月11日夜、東京芸術劇場で初日を迎えた。収容数800人の劇場は満席となり、公演後、拍手はいつまでも鳴り止まなかった。観客のほとんどはなかなか席を立とうとせず、素晴らしい舞台の余韻に浸っていた。今回の文化交流を通じて、中国の伝統芸術がさらに広まった。

  京劇は中国の伝統的な戯曲の集大成であり、中華民族の文化の至宝ともいえる。「五百年後の孫悟空」は、中国古典の名著「西遊記」をもとに制作された。上海京劇院の張帆·常務副院長は、「この劇は上海京劇の連台本戯のスタイルで脚本を再構築しており、主演と監督を務める厳慶谷氏は鄭(法祥)派孫悟空劇の伝承人でもある」と紹介している。

  今回の公演は、日本経済新聞社やNPO法人京劇中心などの主催で開かれた。関係者は、「この京劇は日本の観客に『孫悟空ショー』の素晴らしいパフォーマンスを身近に体験し、神話京劇独特の魅力を目と耳で感じ取ってもらえる最高の機会だと確信している。そして日本で中国伝統芸術や文化に対する理解が深まることは、中日両国国民の相互信頼と交流の促進に重要な意義を持つ」、と述べた。また河野太郎外相はその祝辞において、「今回の公演は中華民族文化の貴重な宝を日本人が身近に鑑賞できて、中国文化をより深く理解する絶好の機会となると信じている」と語った。

(編集:f)