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「2019 上海•日本映画週間」上映作の舞台挨拶が開催

2019年 6月 17日17:39 提供:東方網 編集者:兪静斐

 東方網17日付:第22回上海国際映画祭の正式イベントである「2019 上海·日本映画週間」が、6月15日から24日まで開催されている。開催を控えた15日はオープンニングセレモニーが行われ、日本映画週間に上映される「こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話」の舞台挨拶が行われた。監督の田中亮とプロデューサーの石塚慶生が登壇し、上海の映画ファンと交流した。

 「こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話」は、大泉洋主演、高畑充希、三浦春馬などの豪華共演陣が話題の作品だ。筋ジストロフィーという難病を抱えながら、病院を飛び出して風変りな自立生活を送った実在の人物·鹿野靖明の人生を描く映画である。

 監督の田中亮は、4年前に原作となる小説を読んで感動し、この題材を映画にしようと思いたったと述べた。映画の舞台は北海道に設定し、主役も北海道出身の大泉洋を起用した。彼を選んだ理由について石塚プロデューサーは、大泉洋は木村拓哉のようなイケメンではないけど、日本で人気があり、自分の故郷である北海道をとても愛している。性格も主人公と似ているので、4年前に脚本を討論した時、大泉洋を主役にしようと決めた、と述べた。

 田中監督は上海の熱い映画ファンに対して、「この映画を通じて体が不自由な人も普通の人と全く同じだ、という気持ちを人々に伝えたい。中国と日本の間も同じ。国が違っても壁を乗り越えて仲良く付き合うことができるのです」、と述べた。