ようこそ、中国上海!
中国国際輸入博覧会

Home >> 新着 >> 上海

張家界の宝「莓茶」が上海国際茶業交易博覧会に登場

2019年 5月 10日15:52 提供:東方網 編集者:曹俊

 9日、「2019年第16回上海国際茶業交易博覧会」、即ち「張家界莓茶プロモーション会」が上海で行われた。張家界の山深くで育った「莓茶(ばいちゃ)」が来場者の注目を集めた。

現場

 莓茶は第四紀氷河を乗り越えて生き残った非常に貴重な植物だ。もともと中国明代の茅崗覃氏の土司(少数民族の族長)が、世代を継いで伝えてきた薬茶である。1993年、張家界市永定区林業局の高級エンジニアである黄宏全ら専門家は、張家界茅岩河一帯を視察して、現地の莓茶を発見した。サンプルを取って検定すると、アセトン、ジヒドロウミチン、17種のアミノ酸、14種の人間の必要な微量元素を含む、きわめて高い薬用価値を持っているとわかった。

茶道ショー

 ここ数年、永定区は莓茶の主要生産地として、莓茶の栽培や加工が盛んとなっている。マスクや歯磨きなどの商品も研究開発し、日本、韓国、シンガポールなどにも輸出されている。

莓茶ブース

 ブースの担当者は、「莓茶は最初にお湯をかけて葉を洗う必要はありません。直接お湯を注いだ方がよく、そうするとアセトンの成分を残すことができます」、と説明した。試食した人はすっきりとした味で香りがよく、飲んだ時は渋いが後でうまくなる感じだと語った。

(曹 俊)