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マッキンゼー報告:世界のぜいたく品消費、中国人が3分の1占める

2019年 4月 26日16:33 提供:東方網 編集者:王笑陽

 4月26日、マッキンゼー中国は、銀聯(UnionPay)のぜいたく品取引データに基づいた『2019年中国のぜいたく品消費報告』を発表した。報告は、消費者の年齢層別、都市別、販売チャネル別に、中国人のぜいたく品消費について分析を行った。

 これによると、2018年に中国人が国内外でぜいたく品に消費した総額は7700億元(約12.7兆円)に達し、世界のぜいたく品消費量の3分の1を占めた。そして、中国の1世帯当たりのぜいたく品消費額は、平均で約8万元(約132万円)だった。年齢層別にみると、「80後(1980年代生まれ)」と「90後(1990年代生まれ)」を中心とした若者層が、消費者全体の71%を占めている。これを見ると、中国市場を狙うぜいたく品ブランドにとって、中国の若者の心を動かすのが最も重要であることが分かる。

 2012年から2018年における世界のぜいたく品市場規模の拡大幅の半分以上は、中国の拡大のおかげだった。そして今後2025年までに、中国人のぜいたく品消費総額は1.2兆元(約19.91兆円)に増え、世界のぜいたく品消費量の65%を占めると予測されている。

(編集:W)