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アイシンとデンソーの合弁会社「BluE Nexus」初めて上海モーターショーに出展

2019年 4月 18日17:23 提供:東方ネット 編集者:範易成

 東方ネット18日付:日本の有名な自動車部品メーカー2社―アイシングループ(以下「アイシン」と略)及び株式会社デンソー(以下「デンソー」と略)が上海モーターショーに出展。今回初めて両社は合同でプレスカンファレンスを行い、合弁会社である新会社「BluE Nexus」を紹介した。

アイシン&デンソーの合弁会社「BluE Nexus」の山口幸蔵取締役社長

 新会社BluE Nexusは、主に駆動モジュールを開発、販売を行う。駆動モジュールとは、電動化車両の駆動に不可欠なモーター、インバーター、トランスアクスルという3つのキーコンポーネントを1つのパッケージとし、車軸をダイレクトに駆動させる製品である。アイシンはトランスアスクル、デンソーはインバーターで世界トップレベルのシェアを誇る企業であり、またモーターの開発においても、両社は世界トップレベルの高い技術を持っている。このためBluE Nexus社の駆動モジュールは、高効率、気持ちの良い走り、コンパクト設計を低コストで実現する事が可能となる。アイシンとデンソーは、それぞれのコンポーネント開発で培った強みを持ちより、さらにそれを融合させることで、新たな技術·製品を生み出し、一つの駆動モジュールをつくりあげた。

BluE Nexusの2-speed eAxle Offset Designおよび2-Motor FWDハイブリッドトランスミッション

発表会会場

 BluE Nexusの会社名のBlueは、青い空と地球、Nexusは強い絆を意味している。BluE Nexusの製品は、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車に用いる2モーター方式及び1モーター方式のハイブリッドユニット、また、電気自動車や燃料電池車の駆動源となるe-Axleと全ての電動車に用いる事ができるパワートレインとして、多様化する電動化に求められる性能、ニーズに幅広く対応する。さらに、顧客の車両に対する要望に合わせて、駆動モジュールだけでなくトータルシステムを開発し、ECUのソフトウェアの制御適合まで可能だ。パッケージ提案から適合まで一貫して行うことで、顧客の最新の駆動モジュール導入や、車種展開の際のスピードアップに貢献していくことを目指している。

(編集:f)