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2019年 4月 17日17:16 提供:東方網 編集者:王笑陽
2019上海モーターショーの開幕に迫り、サプライヤーとして初めて出展したファーウェイが注目されている。このほどネット上には、「モーターショーでファーウェイが共同開発に参加した自動運転車が展示される」、という噂が広がった。16日から国内外のメディアに開放されたモーターショーだが、東方ネットの記者はこの噂を確かめるべく、国家会展センター7号館2階にあるファーウェイの展示ブースを訪れた。
ファーウェイのブース
ファーウェイのブースには、ファーウェイ·クラウド、車でのインターネット接続、自動運転などの技術が紹介されている。しかし実車はどこにもない。
そしてファーウェイのブースから約70メートル離れている東風汽車有限公司のブースに、「Sharing-Van」という自動運転車が展示されていた。この「Sharing-Van」は、東風汽車とファーウェイの共同開発によるもの、と以前報道されたことがある。
東風汽車が展示する自動運転車「Sharing-Van」
ファーウェイと東風汽車の業務提携は2013年5月に始まった。両社は車載システムを共同開発することを発表。ファーウェイがソフトウェアとハードウェアの開発を担当し、東風汽車が技術指導やプロジェクトマネージャーなどを担当する。
ここ数年、ファーウェイは東風汽車だけでなく、上汽集団、比亜迪(BYD)、長安汽車、一汽集団、広汽集団などの自動車メーカーと、積極的に協力関係を構築している。
そこでファーウェイが今後どのように自動車業界に進出してくるのかが注目されているが、3ヶ月前、ファーウェイの任正非CEOはメディアの取材に対し、自動車業界進出について初めて言及した。任正非CEOは、「ファーウェイが業種を超えて車を製造することはない。自社の技術を通じて、自動車のカーネットワーキングやオートパイロット機能の向上に焦点を当てる」、と語り、自動車メーカーへのグレードアップを否定した。
上海モーターショー会場のファーウェイのスタッフも記者に対し、「ファーウェイはサプライヤーとしてモーターショーに出展しています」、と強調した。
(編集:W)