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華東師範大学の食堂、すっぽん料理でまた話題に

2019年 4月 12日16:39 提供:東方網 編集者:王笑陽

 高価なイメージのある「すっぽん料理」が大学の食堂に現れた!

 このほど、上海の華東師範大学の食堂が、また話題にのぼった。その理由は閔行キャンパスの学生食堂ですっぽんの醤油煮が販売されているからだ。学校の公式ウェイボーによると、味もよくて価格もお得とのこと。大きいのはおよそ250グラムで1匹12元。小さいのは150から200グラムで1匹10元で売られている。

 華東師範大学の食堂がユニークな料理で話題になるのは今回が初めてではない。2013年に「トウモロコシとブドウの炒め物」という料理で注目されるようになってからだ。この料理を開発した劉玉紅さんは、新メニューを開発した理由についてメディアに対し、「学生は大学で4年も生活しますから、彼らのために新しい料理を色々作ってあげるのは私の喜びです」、と語った。

意外と人気の「トウモロコシとブドウの炒め物」

 「トウモロコシとブドウの炒め物」に続いて、「塩漬け卵の黄身とタケノコの蒸しエビ」「宮保ヤマイモ」「ヒスイ色の鶏ももの唐揚げ(唐揚げの衣にほうれん草の汁が入っている)」など、ユニークな料理を次々と開発した。去年の話題メニューはこれ。

 青みがかった緑、という奇妙な色だ。このメニューは学生に「フシギダネの炒め物」と呼ばれるようになった。実は「ブルーベリージャム入りのヤマイモとパイナップルの炒め物」。甘口で夏のデザートに最適とのことだ。

フシギダネと同じ色

 中華料理は一般的に、山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理の「八大料理(中国語では『八大菜系』)」に分類されている。しかし、華東師範大学をはじめとする各大学食堂の開発した料理は、ネット上で「中華第九大料理」という栄えある名を冠している。

 4月8日は上海交通大学創立123周年記念日だった。そこでお隣の華東師範大学では、人気の「トウモロコシとブドウの炒め」や「宮保ヤマイモ」を、特別にお土産として上海交通大学に贈った。

隣の大学の記念日に料理をお土産に贈った華東師範大

(編集:W)