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4月11日は世界パーキンソン病デー

2019年 4月 11日16:19 提供:東方網 編集者:王笑陽

 4月11日は「世界パーキンソン病デー」だ。この日、上海新科病院と中国医師協会神経修復学専門委員会の共催により、「パーキンソン病講座と医療相談会」が行われた。新華網が伝えた。

 11日、長寧区のパーキンソン病の患者とその家族は、急に下がった気温にも関わらず、早朝から上海新科病院に次々と集まった。

 病院では神経内科の馬医師が、パーキンソン病の内服薬による治療や手術、リハビリテーション、運動療法、患者の心理など、病気の基礎知識について講演を行った。そして講演の後、医師は患者やその家族と一対一で相談に乗り、治療方法や自宅介護などについて指導した。

 パーキンソン病は、手の震えや動作·歩行の困難などの運動障害を示し、長期にわたる進行性の神経変性疾患である。40歳以上の中高年の発症が多く、特に65歳以上の割合が高い。パーキンソン病の患者は体の動きをコントロールするのが難しく、時間が経つにつれて徐々に症状が悪化し、最終的には日常生活を送ることも難しくなる。現在世界のパーキンソン病の患者数は約600万人で、中国の患者数は250万人以上と推測されている。

 世界パーキンソン病デーは、欧州パーキンソン病協会(EPDA)と世界保健機関(WHO)が、パーキンソン病の周知を図るために1997年に制定した。パーキンソン病の発見者、イギリスのジェームズ·パーキンソン氏の誕生日にちなんだものでもある。

(編集:W)