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1999元のイケアのカーペットが1万元の高値に

2019年 4月 10日9:25 提供:東方網 編集者:兪静斐

 このほど、イケアがデザイナーとコラボレーションして発表した8種の新コレクションのカーペットが、上海の徐匯店と北京の西紅門店で発売された。消費者の安全などを考慮して、今回は4月1日~4日にあらかじめ希望者による抽選が行われ、北京では当たった場合にのみ購入できる方式を取った。一方、上海徐匯店では抽選に当たらなかった場合でも店舗で買える方式としたため、8日の朝8時半には、徐匯店の前に長蛇の列ができた。

 徐さんは抽選に外れたが、仕事で忙しく並べないのでダフ屋頼みとなった。「元々2枚買うつもりでしたが、4番の1枚しか残っていないと連絡が来て、仕方がないので1000元上乗せして買いました。」

 今回の限定カーペットはネットの中古プラットホームでも、既に売り出されている。6番のカーペットの売値は2499元だが中古の値段は3650元で、1000元あまり上昇した。売値2999元の8番の販売価格はおよそ2倍の6000元。だが最も人気の1999元のOFF-WHITEとなると、すでに1万元を超えている。

 シカゴ出身の建築家/グラフィックデザイナーのヴァージル·アブローは、ハイブランド「OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH」の主宰者として知られている。2018年3月には、LOUIS VUITTONのメンズ·アーティスティック·ディレクターにも就任した。

 今回の限定カーペットがこれほど人気となった理由は、イケアが異なる国と職業の8人の芸術家とコラボして、それぞれ実用的なニーズと精神的な満足感の両方を満たすことができるカーペットをデザインしたからである。ウールなどの天然素材で作られ、機械編みは1種類だけで、ほかは全てインド及びエジプトの職人が手作りしたもの、と言われる。