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2019年 4月 2日16:48 提供:東方網 編集者:王笑陽
上海の寧波路にある5階建ての古い集合住宅が、人気の撮影スポットとなっている。まずは寧波路と福建中路の交差点に立って建物を正面から見てみよう。特に変わったところはないようだ。
正面から見た建物
しかし、寧波路に沿ってちょっと歩いてみると…
えっ!?紙のように薄い?
そのため、この建物は「紙片楼」と呼ばれる。ここに20年以上住んでいる陳さんは東方網の記者に対して、「最近、わざわざ写真を撮りに来る人が多くなったよ。たいていの人はびっくりするね」、と言った。
実は紙のように薄く見えるのは目の錯覚で、本当は鋭角のある多角形の建物だ。
建物の最も薄い部分の裏手は「石潭弄」という路地である。上海方言で路地を「弄堂(ロンタン)」と呼ぶので「〇〇弄」と名付けられたわけだ。
晴れの日には、「弄堂」の両側の窓から横に飛び出した物干し竿や電線に洗濯物がいっぱい。上海らしい風景だ。
(編集:W)