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2019年 3月 21日17:02 提供:東方網 編集者:王笑陽
今日21日は二十四節気の春分。昼と夜の時間がほぼ同じ長さで、これらから夏至(6月22日頃)に向けて昼が長くなっていく。
中国では二十四節気のうち、国民の祝日として定められているのは「清明」のみだ。春分の日に特別な行事はないが、民俗学の専門家によると、面白い風習が行われている地方もある。
例えばある地方では春分に卵を立てる。それは「一年の中で、この日だけは卵を立てられる」という言い伝えがあるからだ。実は卵を立てることは一年中いつでも可能だ。卵の表面はツルツルに見えるが、実際にはミクロの凸凹があるので、そのうちの3点が机に接すると立てられる。均整のとれたなるべく形のいい生卵を選んでそっと置いてみよう!何回も練習してコツがわかれば成功率が高いという。
そして、夏に向けた収穫作業を迎える農家にとっては、春分の頃が一息つける時期だ。ある地方では、餡のない団子を作って田んぼのそばに置く。それは穀物が大好きなスズメの口をくっつけるためだという。
春分の頃には天気もよく暖かくなるので、様々な花が咲き始める。古代中国では旧暦2月15日は「花神」の誕生日とされ、それを祝して「花朝節」という祭日になった。春分の日は花朝節に近いことが多く(今年の春分はちょうど旧暦2月15日にあたる)、家族でお花見や凧揚げやピクニックなどに行くのもいい。
(編集:W)