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早春の二月 上海で寒桜が見頃

2019年 2月 12日16:26 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 まだまだ寒さが続く早春の頃だが、上海辰山植物園と上海植物園ではすでに早咲きのサクラが咲き始めた。これは今年の冬は暖かくて雨が多いことに関係があると推測されている。

 開花した品種は寒桜(カンザクラ)だ。原産地は日本。あっさりとした薄紅色で、優雅な雰囲気を漂わせている。

上海辰山植物園の修善寺寒桜

 辰山植物園の桜園は、植物園の1番入口の東側にあり、約6000平方メートルのエリアに1000本近くが植えられている。ここには世界中から約60種類のサクラの原種や品種が集められている。園内では現在、寒桜と小彼岸桜(コヒガンザクラ)が一足早く咲きだしたが、しばらくすれば修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)や椿寒桜(ツバキカンザクラ)も満開を迎える。

上海植物園の寒桜

 上海植物園では寒桜と共に中国原産の鍾花桜も栽培されており、同じ場所で楽しむことができる。中国福建省、湖南省などを原産地とする鍾花桜は、寒桜とは違って鮮やかな緋紅色で、中国風の感じがしている。

上海植物園の鍾花桜

(編集:W)