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【改革開放40周年40人】ダルビニャン:改革開放による新しいチャンス

2019年 2月 3日13:16 提供:東方ネット 編集者:範易成

  アルメニア人のダルビニャン(Darbinyan Hrayr)は、上海昆傑五金工具有限会社(昆傑)の研究開発総監であり、2001年に仕事のために上海に来た。金属加工業に取り込んできたこの17年間、彼は上海の製造業の発展を見続けてきた。

  面目を一新した上海

  2001年、昆傑は正式に中国に進出し、中国及びアジア市場の開拓を開始した。「初めて上海に来たのは2001年です。あの時、陸家嘴には今の環球金融センターや上海タワーはまだありません。地下鉄の建設が急ピッチで行われていました」。ダルビニャンの上海に対する一番の印象は発展のスピードである。彼は閔行区に住んでいるが、来たばかりの頃、辺りは古い住宅でいっぱいだった。しかし今は面目を一新し、新しい商業センターが次々と建っている。 ダルビニャンは都市の変化だけではく、人々の変化も感じている。「昔、周りの中国人の友達は、あまり私の前で自分の意見を表しませんでした。今は子供でさえ私と流暢に英語で話しあうことができます」。  

  改革開放による新しいチャンス

  今年は中国改革開放40周年である。これについてダルビニャンは、改革開放で世界にドアを開けたことで、世界から多くの企業が中国市場に進出してきた。さらにここ数年は、関連する改革政策の実施を通じて、中国金属加工業のモデルチェンジはいっそう進展し、年間生産額は1.5万億元を突破している。年間の輸入出額は1200億ドルに達した。金属加工業は急速に発展しているので、国際的な関連企業をも引き寄せているとのことだ。

  ダルビニャンは、中国の金属加工企業にとって一番重要な課題は、いかに製品の品質を向上させるかだと考えている。「中国企業は先進的な技術や巨大な市場をもっています。それに基づいて海外の企業と協力し、技術、品質など面でモデルチェンジを一層促進するべきです」。

  上海昆傑五金工具有限会社は、ダルビニャンがトップとなって中国に進出して以来、特許約600件を獲得し、業界一となった。この功績でダルビニャンには2015年に上海市から白玉蘭記念賞が授与された。