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【改革開放40周年40人】メグ·アッタバック:中国で13年間働くアメリカの女性弁護士

2019年 2月 1日17:22 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 「1980年代の中国の印象は?」と尋ねると、アメリカの女性弁護士メグ·アッタバック(Meg Utterback)は「シンプル」と答えた。

東方ネットのインタビューに応じるメグ·アッタバック

 1970年代後半から、中国では改革開放が始められた。1979年に『中外合資経営企業法』が公布されると、外国からの投資が急増する。そこで中国に激変の時代がくる、と敏感に感じたメグは、中国へ法律を勉強しに行こうと決めた。そして1985年にカナダのマギル大学(McGill University)で学士の学位を取得した後、中国人民大学へ留学し、2年間法学研修生として学んだ。

 メグにとってその2年間、一番印象的だったのは、国民のシンプルな暮らし方だ。首都の北京でも物資が少なく、自動車はほとんど走っていなかった。最も日常的な交通手段は自転車とバスだった。

 「現在は物資がとても豊かで、私はBMWを運転して好きなレストランに行き、あらゆる種類の食べ物を注文することができます。でも1985年の時、レストランに行って『これをください』と注文すると、『すみません、これはございません』と返事され、『あれをください』と注文すると、『すみません、あれもございません。トマトしかありません』という返事をもらう可能性が高かったのです」、とメグは留学時代に北京で体験したことを感慨深げに話してくれた。

中国人民大学に留学した時の学生証