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【改革開放40周年40人】改革開放で中国の民間交流がより豊かに

2019年 1月 31日14:17 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 2015年、上海国際青少年インタラクティブ友誼キャンプに参加するため、カロリーナは中国を再び訪れた。来る前は多くのヨーロッパ人が誤解しているように、上海の交通は混雑しており、引率する学生に安全面の不安があるのでは、と非常に心配していた。しかし、空港に降り立ってすぐ、それは杞憂だったことに気付いた。

 一行は荷物をリムジンバスに載せ、浦東国際空港からイベントが開催される東方緑舟に向かった。車窓からは整備された緑地と完成した高速道路が見える。それでカロリーナは、4年前に初めて上海に来た時の事を思い出した。当時、街のあちらこちらでは常に工事が行われていて、樹木や緑地も少なかった。わずか4年でこのように変化するとは想像もできなかった、とカロリーナは感慨を込めて記者に語った。

  都市体験活動に参加する上海国際青少年インタラクティブ友誼キャンプメンバー

 今回の活動に参加するに当たり、ベテランの教師であるカロリーナは準備の難しさを十分に分かっていた。「教師として、この仕事をよくわかっています。活動のすべての手配を十分にしておかなければなりません。決してたやすいことではありません」と語った。

 「平和、友誼、未来」をテーマとする国際青少年インタラクティブ友誼キャンプは、上海市人民対外友好協会と上海市青年聨合会の主催、上海市青少年活動センターが共催するイベントである。2005年の開始以来、計60国から約1400人の青少年が参加し、中国と外国の若者の相互理解を深め、友情を育む重要な役割を果たしている。

 「一日上海人を体験する」という活動はカロリーナが最も印象に残った思い出だ。5人の学生をそれぞれ五つの家族に分散させたので、上海の家族とコミュニケーションがうまくできるかどうか心配していた。しかし2日間一緒にいる中で完全に親しくなったと知り、とても安心した。「5人はそれぞれ上海の家族からもらった記念品を私に見せてくれました。中国の家族が心からもてなしてくれたおかげです」、とカロリーナは感謝の意を込めて語った。

  上海のボランティア家庭で中国書道を体験

 彼女の言ったように、キャンプに参加したメンバーはアリペイ、シェアリング、ネットショッピングなど、中国人の普通の生活をすべて体験した。そして、中国の科学技術の向上と、それがもたらす生活の便利さを直接実感した。カロリーナは、今回参加したメンバーが実際に体験したことを身近な友人に伝えることで、中国の国際的イメージが再構築されるでしょう、と語った。