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上海市が政府活動報告を発表

2019年 1月 29日14:48 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 上海市の第15期第2回会議が27日午前、万博センターで開かれ、応勇市長が『政府活動報告』を発表した。

 ■上海一人当たりのGDPが初めて2万ドルを突破

 ·2018年、上海の総生産は前年比約6.6%増で、常住人口一人当たりのGDPは2万ドルを突破した。

 ■2018年の完成事業は以下の通り

 ·改革開放の再出発、及び揚子江デルタ地域の一体化発展の推進。

 ·「5センター」(国際経済、金融、貿易、航運、イノベーション)と「4大ブランド」(上海サービス、上海製造、上海ショッピング、上海文化)の建設加速。

 ·民生制度の完備と、公共サービスの質的強化。

 ·都市農村の振興戦略実施、都市の精密化管理、社会安全管理と生態環境保護の強化。

 ·「一網通弁」(一つのプラットホームで、すべての事務を受理)の着実な推進と、ビジネス環境の最適化。

 ·一流の都市環境と一流のサービスで、第1回中国国際博覧会の開催を成功に導く。

 ■2019のGDP予想増幅は6.0%~6.5%

 ·今年の上海市経済社会発展の目標として、全市の総生産を6~6.5%増やし、地方の一般公共予算の収入を5%増やす。

 ■改革開放の発展を一層進展させる

 ·自由貿易試験区の新しいエリアを、より国際影響力と競争力のあるエリアとして建設する。

 ·上海交易所のイノベーションプレートのモデル上場をサポートする。

 ·揚子江デルタ地域の一体化モデル建設に協力する。

 ·第2回輸入博開催を成功させ、保税展示·取引の常態化を目指す。

 ■都市の経済密度と投入産出効率を向上させる

 ·工業パーク、都市サブセンターなど、地域の容積率を合理的に向上させると同時に、効率の低い土地15平方キロメートルを減らすことで土地の周期管理を強化する。

 ■「古い、小さい、遠い」の難題を解決

 ·高齢者用ベッドを7000床増やし、長期介護保険のモデルテストを促進する。

 ·保育施設を20カ所増やし、30カ所の保育園を改善する。小学生向けの「ハートサマースクール」(夏休み期間中、安い費用で小学生を世話する施設)を550カ所設置する。

 ·市中心部にある50万平方メートルの2級以下の古い住宅改良を完成し、300万平方メートルの古い住宅に対する総合的改造を実施。100万平方メートルの路地住宅の修繕保護を完成する。

 ·「綺麗な故郷」「緑の田園」「幸福楽園」工事を実施する。

 ■地価、不動産価格の安定を維持する

 ·不動産市場コントロールの常態化メカニズムを完備する。新築と賃貸住宅用に10万件を準備し、新たな代理賃貸住宅用に9万件を用意して賃貸住宅市場の発展を標準化する。

 ■生活ゴミ分別を全面的に展開する 

 ·ゴミ輸送と再生資源回収の一体化を推進し、ごみ資源利用施設12カ所を起工、10カ所の完成を目指す。

 ■企業の負担をより削減

 ·企業の登記·抹消のプロセスを簡素化する。大規模減税を実施して、社会保険の納付方式を安定化させる。

 ■公共データの共有を強化

 ·政府部門すべての情報システムをクラウドにアップする。全市公共サービスデータの統一管理を実現して、上海の経済社会発展の総合データプラットホームを構築する。公共サービスデータの共有システムを強化して、多システム、多業務のデータ共有を融合させる。

 ■「一網通弁」を全力推進

 ·「12345」市民サービスホットラインの機能を強化。企業及び市民向けの政務サービス事業の「一網通弁」事業を推進する。既存のオンライン行政審査の受理時間、材料提出の量を半分以下に減らす。

 ■政府の一般歳出を全体で5%以上削減

 ·節約を励行して、様々な「四風」(形式主義、官僚主義、享楽主義、贅沢な習慣)を断固是正する。