上海中心気象台の観測データによると、昨年12月1日以降、上海では雨や雪の日が続き、特に今年1月1日からの上海各区の日照時間は平均2時間未満という。徐家匯、青浦、閔行、浦東、松江、奉賢の6区では有効日照時間がゼロ、嘉定、宝山、金山では1～2時間、崇明ではやや長くなり3.4時間と、歴史上まれにみる状況だ。

　北からの強い寒気と暖湿気流の影響で大気の状態が不安定となり、上海では今後3日間も雨が降り続く見通しだ。木曜日の夜から金曜日にかけて雨が強く降り、土曜日の後半から雨は徐々に止む見込み。日曜日からは寒気が南下してようやく日差しが期待できそうだ。

（編集：Ｗ）